12巻は・・・面白い！

12巻で取り上げられるのは「日本酒(SAKE)」

日本酒をいつものかわいい菌たちが醸しどんどんお酒ができる過程や日本酒大手メーカーと酒蔵との関係、現在抱えている日本酒の問題。日本酒の本質とは？前巻ではこういったものがなかったのですが今巻はバリバリ載せてます。僕の好きな8巻ビール編に通じるものがありますね。

今回の主役は、新キャラのメガネ女子高校生、JKです、JK☆

西野円（18）か、かわいい(｡-ω-｡) ﾎﾟｯ

諸君、私はショートカットの女子が好きだ、ショートカットのJKに蔑まれると想像しただけで絶頂すら覚える！

おっと、脱線しちゃった。西野さんは頭がいい女子高校生で、農大の樹ゼミ希望なのに日本酒嫌いで、毒舌でその上生意気で空気読めません。この娘が引っ掻き回す、引っ掻き回す。いつもの面子が西野さんに振り回されます。

Σ(＊0＊;）

実は西野さんの実家は酒蔵、蛍と同じですね。でも、実家の蔵は栄枯盛衰でボロボロ、評判も悪い、味も悪い。そんな面倒な蔵の跡継ぎなんて嫌だからそんな状況を打破するために菌が見える沢木を使って蔵の再建を画策していたのです。

既成事実って犯罪になっちゃうよ汗

しかし、話は一転。西野さんのお父さんはとてもブラックでグレーゾーンな奥の手を使って酒造の再建を行おうとします。それは過去にあった忌まわしい禁忌なのです。そして、過去自分に言われた忌まわしい台詞を、自分の娘に告げるのです。

「大人になれ。」

大人って汚い。汚すぎるorz

ショックを受ける西野さん、それを支える沢木、仲間たち

彼らはどんな決断を下すのか、それは正しいことなのか、やってはいけないことなの。読者も考えてみて下さいっと作者が問いかけるようです。

実は今回の話のテーマはお酒じゃなくて、『大人』ってなに？ってところです

西野さんのお父さんは過去に真面目な性格が災いして、西野さんの祖父が行った不正を暴き蔵のブランドを地におとしめる“子供”と評される行動を起こしていました。西野さんも頭はいいけど、やはり子供（ガキ）なのです。いつもの面子も自分のうちにある子供（ガキ）に気づき、大人ってなんだろうか？と自問していきます。

でも、大人といわれる人たちも「大人」になっているんでしょうか？
大人って世間に染まること？いつになったら「大人」なの？人を子供扱いして偉そうにすることが大人なの？

でも、僕は思う。
自分の中の子供（ガキ）を自覚し、大人って何かを自問し続ける存在が目指すべき "大人の姿" ではないかと。

ここで、マンガの中でモブA（キャラ名なし）が作中で告げる台詞を載せておきます。

転機ってのは俺が思うに例えば　偉くなった奴とかがテメーの事を振り返って語る時に使う言葉と思うんだ。要は後付けなんだよ。実は毎日ってのはつながってっからいきなり変わったりしないよ。だからそんなの待たなくてもいつだってやりたいことやりゃいいと俺は思うよ。

たぶん、これが作者が言いたい大人の姿だと。

ところで、沢木くんは《もう一つの》大人になるって興味ないかい？

ｿﾜｿﾜしちゃうよね^^

PTAのお母様がた、もやしもんが絵本も出てるからって

沢木よ、大人になるチャンスだ(￣ー￣)ｂｸﾞｯ!

Σ(￣□￣;）こいつ、ヘタレやったわ。

沢木は一刻も早く、西野さんを嫁に貰うべき！

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